転サビブログ

アクセス数は「何件?」だけでなく「どう変わった?」を見る

広告に載せた日本語URLへのアクセスが、10件あった。

この「10件」という数字を見たとき、どう考えればいいでしょうか。

多いのか。少ないのか。

実は、10件という数字だけを見ても、判断するのはなかなか難しいものです。

大切なのは「何件あった?」だけではなく、「数字がどう変わった?」を見ること。

今回は、アナログ広告からWebへのアクセスを見るときに、数字の「変化」に注目する考え方をご紹介します。

「10件」は多い?少ない?

たとえば、ある日本語URLへのアクセスが1週間で10件あったとします。

10件という数字だけを見ると、

「これは多いのかな?」
「思ったより少ないのかな?」

と迷ってしまいます。

広告の種類も、掲載場所も、掲載期間も、広告を見る可能性がある人の数も違います。

看板の10件と、チラシの10件を単純に同じものとして考えることもできません。

だからこそ、数字そのものだけではなく、その数字が以前と比べてどう動いているのかを見ることがひとつの手がかりになります。

「5件→10件」という変化を見る

たとえば、毎週のアクセスが次のように変化したとします。

  • 1週目:5件
  • 2週目:7件
  • 3週目:10件
  • 4週目:12件

この場合、12件という数字だけを見るより、少しずつ数字が変化していることに注目できます。

もちろん、この変化だけで「広告効果が上がった」と断定することはできません。

それでも、

「何か変化が起きているかもしれない」

と考えるきっかけにはなります。

反対に、最初だけアクセスがあり、その後ほとんど動かなくなることもあるかもしれません。

数字を継続して見ることで、1回だけでは分からなかった動きが見えてきます。

広告を変える前と後を見てみる

広告は、一度作ったらずっと同じ内容でなければならないわけではありません。

たとえば、

  • キャッチコピーを変えた
  • 日本語URLを目立つ位置へ移した
  • 文字を大きくした
  • 掲載する情報を整理した
  • 広告のデザインを変更した

といった変更をすることがあります。

そんなときは、変更する前と後でアクセスの動きを見てみる方法があります。

変更前はどうだった?
変更後はどうなった?

数字に違いが出れば、「なぜ変わったのだろう?」と考える材料になります。

ただし、季節、天候、掲載期間、イベント、広告を見る人の数など、アクセスにはさまざまな要因が影響します。

広告を変えたことだけが原因だと決めつけないことも大切です。

広告を出した直後だけで判断しない

広告を出した当日にアクセスがなかった。

それだけで、

「この広告はダメだった」

と判断するのは早いかもしれません。

アナログ広告には、その場ですぐ行動されるものだけではなく、時間が経ってから思い出されるものもあります。

たとえば、

  • 通勤中に見かけた看板
  • 街で見かけた営業車
  • あとで読み返したチラシ
  • 机の上に残してあったパンフレット

などです。

広告を見た瞬間と、Webサイトを見る瞬間が同じとは限りません。

広告を出した直後だけではなく、その後の数字がどう動くのかも見てみる。

アナログ広告では、こうした時間の流れも考えておきたいところです。

増えるだけが「変化」ではない

数字を見ると、どうしても「増えたかどうか」に目が向きます。

でも、見るべき変化は増加だけではありません。

  • 急に増えた
  • 少しずつ増えている
  • ほぼ同じ数字が続いている
  • 徐々に減っている
  • ある時期からほとんど動かなくなった

これらは、すべて数字の変化です。

数字が減った場合も、単純に「失敗」と考えるのではなく、

「何か変わったことはなかっただろうか?」

と考えてみます。

広告の掲載場所が変わったのか。

掲載期間が長くなって見慣れられたのか。

季節によって需要が変わったのか。

答えが必ず見つかるとは限りません。

それでも、変化に気づくことが、次に考えるきっかけになります。

「前と比べる」と数字が使いやすくなる

アクセス数を見るときは、単独の数字だけを見るのではなく、比較する基準を持つと分かりやすくなります。

たとえば、

  • 昨日と今日
  • 先週と今週
  • 先月と今月
  • 広告を変更する前と後
  • 掲載を始めた直後と、その後

といった見方です。

「10件だった」という事実だけではなく、

「5件だったものが10件になった」

と見ることで、数字に時間の流れが加わります。

その変化を見ながら、広告について考えていきます。

変化があっても、原因まで分かるわけではない

ここは重要です。

アクセスが増えたからといって、その原因が広告だと証明できるわけではありません。

反対に、アクセスが減ったからといって、広告が悪かったとも限りません。

アクセス数の変化と、広告効果の因果関係は別のものです。

アクセスには、繰り返しアクセスや機械的なアクセスなどが含まれる場合もあります。

そのため、数字の変化はあくまで「何かを考えるための参考情報」として扱います。

数字から答えを決めるのではなく、数字を見て次の疑問を持つ。

そのくらいの距離感がちょうどいいのかもしれません。

日本語URLごとの変化を見てみる

転サビでは、日本語URLごとの転送アクセス数を確認できる「日本語URLアクセスレポート」を提供しています。

これは、本格的なアクセス解析サービスではありません。

表示されるアクセス数には、繰り返しアクセスや機械的なアクセス等が含まれる場合があります。

日本語URLの利用状況を見るための参考値としてご利用ください。

大切なのは、数字の大小だけを見ることではありません。

昨日よりどうなったのか。

先週と比べてどうなのか。

広告を変えたあとに、何か動きはあったのか。

そんな視点で見ていくことで、数字を広告について考える材料として使えるようになります。

「何件?」から「どう変わった?」へ

アクセス数を見ると、最初に気になるのは「何件あったのか」です。

もちろん、それも大切な数字です。

でも、そこで終わらず、もう一歩だけ先を見てみます。