転サビブログ
その広告、どこで見られますか?見る状況で伝え方は変わる
広告を作るとき、商品やサービスの内容、料金、写真、キャッチコピーなどを考えることは多いと思います。
でも、もう一つ考えてみたいことがあります。
その広告は、どこで、どんな状況で見られるのでしょうか?
今回は、クリーニング店を例に考えてみます。
同じお店の広告でも、店頭の看板を見る人と、自宅に届いたチラシを見る人では、広告を見る状況がまったく違います。
同じ人でも、見る場所が変われば広告の見え方は変わる
たとえば、クリーニング店の広告を次のような場所に出したとします。
- 店頭看板 ― 店の前を歩きながら見る
- 営業車 ― 信号待ちや走行中に一瞬見る
- ポスター ― 買い物や移動の途中で見る
- チラシ ― 自宅で手に取って見る
- パンフレット ― 興味を持って詳しく読む
扱っているサービスは同じでも、広告を見るために使える時間は違います。
営業車とチラシに、同じ情報を載せる必要はない
たとえば、布団クリーニングを案内するとします。
自宅に配るチラシなら、料金、受付方法、対応できる布団、仕上がりまでの目安などを詳しく掲載できます。
チラシなら
- どんな布団を洗えるのか
- 料金はいくらなのか
- 持ち込みか集荷か
- いつ仕上がるのか
- どう申し込むのか
手元に残る広告なら、こうした情報をじっくり読んでもらえます。
一方、営業車の後ろを走っている人に、同じ量の情報を読んでもらうのは難しいでしょう。
営業車なら
布団クリーニング
ふとん洗い.com
このくらいでも、広告として役割を持たせることができます。
営業車ですべてを説明するのではなく、興味を持ってもらい、続きはWebで見てもらうという考え方です。
「その場でアクセスできる人」ばかりではない
広告を見る場所を考えると、もう一つ見えてくることがあります。
広告を見たからといって、その瞬間にスマートフォンを操作できるとは限りません。
- 車を運転している
- 歩いていて立ち止まれない
- 仕事の途中である
- 買い物中で手がふさがっている
- 家族や知人との会話中である
- 今すぐ必要ではないが、少し気になった
こうした状況では、QRコードがあっても、その場では読み取らないことがあります。
それでも広告の内容を覚えていれば、あとから調べる可能性は残ります。
広告を見る場所から、役割を決めてみる
広告を作るとき、まず「何を載せるか」から考えるのではなく、見る状況から逆に考えてみます。
店頭看板
通りすがりに見る → 店名や特徴を覚えてもらう
営業車
短時間で見る → サービス名やWebへの入口を残す
チラシ
手元で読む → 料金やサービス内容まで詳しく伝える
パンフレット
興味を持った人が読む → 比較や検討に必要な情報を伝える
同じ会社の広告でも、それぞれ役割が違っていいのです。
短時間の広告は「入口」に徹する方法もある
営業車や看板のように、短い時間しか見られない広告では、すべてを説明しようとしなくてもかまいません。
広告を見る
↓
気になる言葉を覚える
↓
あとから日本語URLを入力する
↓
詳しいWebページを見る
こう考えると、広告に載せる情報とWebに載せる情報を分けることができます。
広告は興味をつくる場所。
Webは詳しく知ってもらう場所。
日本語URLを「あとから行ける入口」にする
転サビでは、日本語URLを広告からWebへの入口として利用できます。
たとえばクリーニング店なら、広告の内容に合わせて、
- 布団の広告 → 布団クリーニングの案内ページへ
- 店舗看板 → 店舗案内や料金ページへ
- 季節キャンペーン → キャンペーンの詳細ページへ
というつなぎ方が考えられます。
短時間で見られる広告でも、覚えやすい入口を残しておけば、その場ですべてを説明する必要はありません。
興味を持った人が、あとからWebで続きを見るための入口を作れます。
記事中の日本語URLは活用方法を説明するための例です。実際のご利用時は、ご希望の日本語URLが取得可能かどうかや、名称・権利関係などを確認します。
広告を作る前に、その広告を見る人を想像してみる
広告を作るときは、掲載する情報を決める前に、その広告を見る場面を一度想像してみます。
- 立ち止まって読めるのか
- 一瞬しか見られないのか
- 手元に残るのか
- その場でスマートフォンを使えるのか
- あとから思い出して調べるのか
同じ商品、同じサービスでも、見る状況が違えば、伝え方は変わります。