転サビブログ
運転中に見かけた広告。あとで思い出せる言葉はありますか?
車を運転していると、さまざまな広告が目に入ります。
道路沿いの看板。
店舗の看板。
建物の壁面広告。
前を走る車両に表示された広告。
その中に、少し気になる広告があった。
でも、自分は運転中です。
その場でスマートフォンを操作して、Webサイトを調べることはできません。
そして数秒後には、その広告は視界から消えていきます。
では、あとになって「あの広告、ちょっと気になるな」と思ったとき、何を頼りにWebへたどり着くのでしょうか。
運転中は「広告を見ること」と「アクセスすること」が同時にできない
道路沿いの広告には、会社名、サービス名、電話番号、QRコード、WebサイトのURLなど、さまざまな情報が掲載されています。
しかし、運転している人にとっては、その場で行動できる情報と、できない情報があります。
気になるQRコードが見えても、運転中にスマートフォンを取り出して読み取ることはできません。
Webサイトを検索することもできません。
広告を見ることはできても、その場ではアクセスできない。
車を運転している場面では、こうした状況が普通に起こります。
でも、あとになって気になることがある
広告を見た瞬間には何もしなくても、その内容があとになって気になることがあります。
目的地に着いたあと。
家に帰ったあと。
数時間たってから。
「そういえば、さっき見た広告……」
と思い出すことがあります。
そのとき、すでに広告は目の前にありません。
そこで頼りになるものの一つが、広告を見たときの「記憶」です。
何を覚えてもらうのか
道路沿いの広告には、限られた時間しかありません。
会社名。
電話番号。
英数字のURL。
サービスの説明。
たくさんの情報を載せても、そのすべてを覚えてもらえるとは限りません。
そこで考えたいのが、
「あとから思い出してもらう言葉を何にするか」
ということです。
例えば、広告の内容と結びついた、意味の分かりやすい日本語。
その言葉を日本語URLとして使えば、あとから思い出した言葉そのものをWebへの手がかりにできます。
思い出した言葉からWebへ
例えば、リフォームについての広告を見たとします。
その広告に、内容と結びついた分かりやすい日本語URLが表示されていた。
運転中なので、その場では何もしません。
でも、あとになって、
「そういえば、あの広告にリフォームの分かりやすい言葉が書いてあったな」
と思い出す。
その日本語URLをブラウザのアドレス欄へ入力すると、広告主が見せたいWebページへつながる。
広告で見た言葉の記憶が、そのままWebアクセスにつながる。
転サビでは、この考え方を「記憶からのアクセス」と呼んでいます。
検索するために覚えるのではなく、アクセスするために覚える
広告で見た言葉を覚えていても、一般的にはその言葉を検索エンジンへ入力することが多いと思います。
しかし、検索結果には広告主のWebサイトだけが表示されるとは限りません。
他社のページ、比較サイト、広告など、さまざまな情報が表示されることがあります。
日本語URLなら、広告で覚えてもらった言葉そのものから、見せたいWebページへつなげることができます。
「検索するための言葉」ではなく、「アクセスするための言葉」にする。
これも、日本語URLを広告で使う意味の一つです。
道路沿いの広告だからこそ、言葉選びが重要になる
ただし、日本語URLを表示すれば、どんな言葉でも覚えてもらえるわけではありません。
道路沿いの広告は、見る時間がとても短い場合があります。
だからこそ、
- 一度見て意味が分かるか
- 長すぎないか
- 読み方に迷わないか
- 広告の内容と結びついているか
- あとから思い出しやすいか
といったことを考える必要があります。
大切なのは、日本語であることだけではなく、「記憶しやすい日本語」であることです。
広告が見えなくなったあとまで考える
道路沿いの看板も、店舗の広告も、前を走る車両も、いつまでも視界の中にあるわけではありません。
やがて通り過ぎます。
でも、そこに書かれていた言葉まで、一緒に消えるとは限りません。
広告を見たあとに、何を覚えてもらえるか。
そして、その記憶からWebへつながることができるか。
広告を作るときには、そんな「その後」まで考えてみる価値があります。