転サビブログ
広告とWebページ、ちゃんと話がつながっていますか?
広告を見て、気になるサービスを見つけた。
「もう少し詳しく知りたい」と思ってWebサイトへ。
ところが、表示されたのは会社のトップページ。
そこには会社案内、ニュース、いろいろな事業、採用情報……。
そして、さっき広告で見たサービスがどこにあるのか分からない。
「あれ?さっきの情報はどこだろう?」
せっかく広告で興味を持ってもらったのに、Webへ移ったところで、もう一度探してもらうことになってしまいます。
広告と、その先のWebページ。ちゃんと話がつながっていますか?
今回は、広告そのものではなく、広告からWebへ移った「その直後」について考えてみます。
広告で興味を持ったものを、そのまま見たい
たとえば、こんな広告があったとします。
「屋根修理でお困りではありませんか?」
ちょうど屋根について気になっていた人が、その広告を見ました。
もっと詳しく知りたいと思い、Webサイトへ進みます。
そこで最初に表示されたのが、
「○○建設株式会社へようこそ」
という会社のトップページだったらどうでしょう。
もちろん、会社のトップページが悪いわけではありません。
でも、その人が今知りたいのは「会社全体のこと」ではなく、広告で見た屋根修理についてです。
広告で生まれた興味を、そのままWeb側でも受け取る。
そんな流れを作れると、広告とWebがつながりやすくなります。
トップページが、いつも最適とは限らない
広告にWebサイトのURLを載せるとき、とりあえず公式サイトのトップページを案内することがあります。
会社そのものを知ってもらう広告なら、それが自然な場合もあります。
一方で、特定の商品やサービスを紹介している広告ではどうでしょう。
- 外壁塗装の広告
- 屋根修理の広告
- 新商品の広告
- 求人広告
- イベントの広告
- 期間限定キャンペーンの広告
目的がはっきりしている広告なら、その内容について詳しく説明しているページへ直接つないだ方が分かりやすい場合があります。
「公式サイトだからトップページへ」という決め方ではなく、「この広告を見た人は、次に何を見たいだろう?」から考えてみます。
Webへ移ったあとに、もう一度探させない
広告で外壁塗装に興味を持った。
Webサイトへ進む。
トップページが表示される。
メニューを開く。
「サービス」を選ぶ。
サービス一覧から「住宅リフォーム」を選ぶ。
さらに、その中から「外壁塗装」を探す。
目的のページまで、このような流れになっていることもあります。
Webサイトとしては整理されていても、広告から来た人にとっては少し違います。
すでに「外壁塗装を見たい」と思って来ているなら、最初から外壁塗装を見せる。
広告で一度選んでもらったものを、Webサイトでもう一度選ばせないという考え方です。
広告の言葉と、Webページの言葉をつなげる
つなげたいのは、ページだけではありません。
広告で使った言葉と、Webページで最初に見える言葉も確認してみます。
たとえば広告には、
「雨漏り修理ならご相談ください」
と書いてあったとします。
そこからWebへ進んだら、最初に、
「屋根工事サービス」
とだけ表示されている。
内容としては同じ分野でも、広告を見た人は一瞬、
「ここで合っているのかな?」
と思うかもしれません。
そこで、
- 広告で使った言葉
- Webページの見出し
- 写真やイメージ
- 紹介している商品・サービス
に大きなズレがないか確認してみます。
広告の続きを読んでいるように感じられるWebページ。
そんなつながりを意識してみます。
「詳しくはこちら」の「こちら」はどこ?
広告ではよく、
「詳しくはWebで」
「詳しくはこちら」
という案内を使います。
ここで大切なのは、その「Web」や「こちら」で何を見せるかです。
広告ではキャンペーンについて紹介しているのに、アクセスすると通常のトップページ。
広告では求人について紹介しているのに、会社案内ページ。
広告では新商品を紹介しているのに、商品一覧ページ。
これでは、「詳しくはこちら」と言いながら、詳しい情報をもう一度探してもらうことになります。
- 商品広告 → 商品の詳細ページ
- サービス広告 → サービスの詳細ページ
- 求人広告 → 採用ページ
- イベント広告 → イベント案内ページ
- キャンペーン広告 → キャンペーン詳細ページ
「詳しくはこちら」の先まで設計しておきます。
広告とWebで役割を分ける
前の記事では、一瞬しか見られない広告にすべての情報を詰め込む必要はない、という話をしました。
その考え方は、今回のテーマともつながります。
広告では、
- 何の広告なのか伝える
- 興味を持ってもらう
- 覚えてほしいものを残す
- Webへの入口を示す
そしてWebでは、
- 詳しい内容を説明する
- 写真や事例を見せる
- 料金や条件を伝える
- 疑問を解消する
- 問い合わせや予約など次の行動へつなぐ
という役割分担ができます。
広告だけですべて説明しない。
Webだけにすべて任せない。
広告とWebをひとつの流れとして考えてみます。
転送先を変えられると、広告の使い方も広がる
広告を出したあと、見せたいWebページが変わることもあります。
たとえば、最初は通常の商品ページ。
その後、期間限定キャンペーンを始めた。
イベントを開催することになった。
新しい専用ページを作った。
そんなとき、広告そのものを作り直さず、Webへの入口の先だけを変更できれば、既存の広告を活用できる場合があります。
転サビでは、日本語URLの転送先をあとから変更できます。
同じ入口を使いながら、その時に見せたいページへつなぐ。
広告とWebの関係を固定されたものではなく、運用しながら考えていくこともできます。
日本語URLは「入口」、その先まで考える
日本語URLを広告に載せる目的は、URLそのものを見せることだけではありません。
大切なのは、その入口を使った人に何を見せるかです。
たとえば、
- 外壁塗装を覚えてもらう入口 → 外壁塗装ページ
- 商品名を覚えてもらう入口 → 商品ページ
- イベント名を覚えてもらう入口 → イベントページ
- 求人を伝える入口 → 採用ページ
というように、入口となる言葉と、その先に見せる内容をつなげます。
入口を作るだけではなく、「入口の先」を設計する。
これも転サビの使い方のひとつです。
広告からWebまで、ひとつの話にする
広告を作る。
Webページを作る。
それぞれを別々に考えるのではなく、見る人の行動でつなげてみます。
広告を見る。
興味を持つ。
Webへ進む。
広告で気になった内容が、そのまま表示される。
さらに詳しく知る。
そして、必要なら問い合わせや予約など次の行動へ進む。