転サビブログ
広告に情報を詰め込みすぎていませんか?「伝える」と「載せる」は少し違う
広告を作っていると、だんだん載せたい情報が増えていきます。
会社名。
商品やサービスの説明。
料金。
営業時間。
住所。
電話番号。
QRコード。
WebサイトのURL。
キャンペーン情報。
どれも大切だから、できれば全部載せたい。
そんな気持ちになるのは自然なことです。
でも、ここで一度考えてみたいことがあります。
情報をたくさん載せることと、伝わることは同じでしょうか?
今回は、広告に載せる情報を「増やす」のではなく、整理するという視点から考えてみます。
全部大切だから、全部載せる?
広告を作る側には、伝えたいことがたくさんあります。
たとえばリフォーム会社なら、
- 外壁塗装もできる
- 屋根修理もできる
- 水まわりもできる
- 内装工事もできる
- 見積もりについて伝えたい
- 施工実績も伝えたい
- 会社の信頼性も伝えたい
これらを全部ひとつの広告へ入れようとすると、当然、情報量は増えていきます。
でも、広告を見る人は、作った側と同じように一つひとつ丁寧に読んでくれるとは限りません。
特に看板や営業車のような広告では、短い時間しか見てもらえないこともあります。
たくさん載っているのに、結局何の広告だったのか覚えていない。
そんな状態になってしまう可能性もあります。
「載せたい情報」と「覚えてほしい情報」を分けてみる
そこで、広告に入れたい情報を一度分けて考えてみます。
まず考えたいのは、
この広告を見た人に、何をひとつ覚えてほしいのか?
ということです。
会社名なのか。
商品名なのか。
サービス名なのか。
「外壁塗装ならこの会社」ということなのか。
キャンペーンを実施していることなのか。
まず中心になるものを決めます。
そのうえで、中心となる情報を理解するために必要なものを残していきます。
- 一番覚えてほしいもの
- それを理解するために必要なもの
- 詳しく知りたい人だけが必要なもの
すべてを同じ大きさ、同じ強さで見せる必要はありません。
広告ですべて説明しなくてもいい
広告だけですべて説明しようとすると、どうしても文字が増えます。
でも、今は広告の先にWebサイトを用意できます。
たとえばチラシなら、
- 広告では商品やサービスの特徴を簡潔に伝える
- 詳しい料金はWebで見てもらう
- 施工事例もWebで見てもらう
- 細かな条件や注意事項もWebで確認してもらう
という役割分担ができます。
広告は興味を持ってもらう場所。
Webは、その続きを詳しく伝える場所。
そう考えると、「全部この広告に入れなければ」という考えから少し離れられます。
情報が多いと「次に何をすればいい?」も埋もれる
情報量が増えることで、もうひとつ起こりやすいことがあります。
広告を見たあと、何をすればいいのか分かりにくくなることです。
たとえば広告の中に、
- 電話番号
- QRコード
- メールアドレス
- WebサイトURL
- SNSアカウント
- 店舗住所
がすべて同じように並んでいたら、見る人はどれを使えばいいのでしょうか。
選択肢が多いことが便利な場合もあります。
一方で、広告として一番してほしい行動が何なのかが分かりにくくなる場合もあります。
「この広告を見たら、まずここへ。」
そんな入口が分かりやすくなっているか確認してみます。
文字を小さくして全部入れる前に
情報が入りきらなくなると、文字を小さくしてスペースを作りたくなります。
でも、その前に考えたいことがあります。
その情報は、本当にこの広告の中で読んでもらう必要があるでしょうか?
Webで詳しく説明できる情報なら、広告では要点だけを伝える方法もあります。
特に、
- 看板
- 営業車
- ポスター
- 短時間しか表示されない広告
では、小さな文字をたくさん並べても、読む時間そのものがない場合があります。
限られたスペースを「全部入れる場所」ではなく、何を残すかを選ぶ場所として考えてみます。
広告の種類によって、情報量も変わる
もちろん、広告はすべて同じではありません。
看板とパンフレットでは、見てもらえる時間も目的も違います。
たとえば、
- 看板なら、一瞬でも分かることを優先する
- 営業車なら、走行中でも認識できる情報を考える
- チラシなら、興味を持った人が少し詳しく読める
- パンフレットなら、さらに詳しい説明を載せられる
という違いがあります。
つまり、
「広告にはこれだけ載せるべき」という共通の正解があるわけではありません。
広告を見る状況に合わせて、必要な情報量を考えることが大切です。
日本語URLも、ほかの情報に埋もれさせない
日本語URLを広告に載せる場合も同じです。
せっかく覚えやすい言葉を使っていても、広告の隅に小さく置かれていたら、気づいてもらえないかもしれません。
日本語URLをWebへの入口として使うなら、
- ひと目で認識できるか
- 周囲の情報に埋もれていないか
- 覚えてもらいたい言葉になっているか
- Webへ進むための入口だと分かるか
といった点も考えてみます。
日本語URLも「追加情報」として載せるのではなく、広告設計の一部として配置するという考え方です。
詳しい情報は、その先へつなぐ
転サビでは、日本語URLから指定したWebページへ直接つなぐことができます。
広告の中ですべて説明しなくても、興味を持った人を詳しいページへ案内できます。
たとえば、
- 外壁塗装の広告 → 外壁塗装の詳しいページ
- イベント広告 → イベント案内ページ
- 求人広告 → 採用ページ
- キャンペーン広告 → キャンペーン詳細ページ
というように、広告で伝えきれない「続き」をWeb側に用意できます。
広告ですべて伝えるのではなく、興味を持ってもらい、その先へつなぐ。
そう考えることで、広告そのものをシンプルにできる場合があります。
「何を載せる?」と一緒に「何を載せない?」を考える
広告を作るときは、つい「何を追加するか」を考えます。
でも、情報が増えてきたときこそ、逆の質問をしてみます。
これは、本当にこの広告の中に必要?
詳しくはWebで伝えられないか。
別の広告へ分けられないか。
一番伝えたいことを邪魔していないか。
そんな視点で整理してみます。
「伝える」ために、あえて減らす
情報を減らすことは、伝えることを減らすことではありません。
むしろ、一番伝えたいものを目立たせるために、ほかの情報を整理するという考え方があります。